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JJ DRAGONS  -中日ドラゴンズ応援系ブログ-
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  • 金本をウエーバーに:共同

  • 中日は26日、金本明博投手(19)のウエーバー公示の手続きをしたと発表した。2年目の金本は今季から野手に転向しており、球団は育成枠で再契約する予定。現在上限の70人を登録している支配下枠を1枠空けることが目的という。

キャンプ終了後から野手転向の決まった金本がウェーバー公示に。以前から噂があり、ここでもノリの新背番号問題と絡めて書いた事がありましたが…、この時期に支配下枠を空ける必要がある何かがあるんでしょうか。「育成枠で再契約」という方針で、ウェーバーでどこも手をあげる球団がなければ、そのままドラゴンズで育成選手契約となる様子。
空いた支配下枠にはクルスが上がるのか、それとも今後トレード等で何か動きがあるのか。
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  • 追記:4/26「李炳圭」追記しました
D5-1C
【広島】 青木高(0勝5敗)、林、上野、マルテ
【中日】 久本、○石井(1勝0敗)、グラセスキ、岡本、S・ラミレス
[本塁打] 福留6号(中)、福留7号(中)、中村紀4号(中)
中日 vs 広島 第4回戦 (中日 3勝 1敗 0分)/観客数:27582人 /試合時間:2時間51分

久本、1322日ぶりの先発は4イニング1/3 1失点
実に4年ぶりの先発となった久本。しきりにロージンに手をやったり、大きく息を吐き出すなど緊張はかなりのものだった様子。メンタル面が最大の課題である彼にかなり不安な印象を覚えたが、ボール自体のキレはまずまず。特に右打者に対するクロスファイヤー(死語でしょうか…?)や同じく左打者の胸元を突くストレートにはなかなかの威力を感じ、全体的に広島打線も振り遅れていた印象。変化球は時折甘いボールが行っており、相手打者の打ち損じにも助けられた格好だがそれも直球のキレがあっての事と考えれば及第点か。加えてカーブ、フォーク、スライダー、カットと変化球が豊富な事も的を絞らせない意味では大きい。後は”超”がつくほど苦手にしている緒方が出場していなかったのも救い。メンタル面の弱さを持つ彼にとっては結構、こういう点って大きいと思う。
4回1/3で足がつったようで無念の降板となったが、これも過度な緊張から来るものだったか。元々豊富なスタミナを持つ久本だけに、落ち着ければもっと長いイニングはいけるでしょう。球数の多さは制球の悪さから仕方ない気もするので、むしろ先発でもリリーフの時同様、四球を気にせず思いっきり腕を振って投げて欲しい。急造先発であっても、現時点では長峰・佐藤亮よりは計算できるのでは?化けるなら先発の不足している”今”だとは思う。

打線は先発青木高に一発攻勢
福留2発、ノリ1発。ノリの1発は逆転となる勝利打点弾。ノリは監督の指導の下、試行錯誤を繰り返しているようですが、この日は”見た目”に変化が。構えた時点でこれまでほぼ投手方向に揃えていた両足をこの日は左足を開いて待つ構え。ややオープンスタンスに変えていた。俗に言う「最初から体を開いて待ち、これ以上開かないようにする」という修正点か。で、インハイのボールに詰まりながらも左翼席へ。一応の成果を出した格好。福留は甘い球を見逃さず2HR。どちらの打席も青木高が投じた甘いボールはアーチをかけたこの2球だけ。ここを見逃さない福留はさすが。
青木高は右打者にはボールが隠れ、左には見やすいという解説もありましたが、右には頭で隠れる出所が、アングル的に左には隠れないというコトでしょうか。

石井
久本のアクシデントの後を抑え、今季初勝利。バント処理のフィールディングは良かった。監督の言うように、中田同様バッティングセンスはありそう(笑)。で、肝心の投球は結果オーライな印象。ストレートもスライダーも基本、高めに浮いていた。低調広島打線に助けられた印象。清水将もしきりに「低く低く」のジェスチャーを繰り返していたが抑えがきかず。ここを修正しないとやられる時はガンガン連打でいかれそう。

【追記:4/26】
李炳圭
書き忘れていましたが、「またか…」という場面がひとつ。
5回、久本が先頭の森笠に初ヒットを許すと、続く嶋がレフトへドライブのかかった飛球。森野は打球に合わせて後退しながらレフト線へ。結局、ジャンプで捕球を試みたが届かず打球はフェンス直撃となった。この時点でファーストランナー森笠は二塁ベースを周っていないはず。しかしこのフェンスに跳ね返ったボール、なぜかバックアップの選手がいない。センターは一体何をしていたのか?画面上には映っていないが、恐らくはバックアップへ向かう為に全力で走っていなかったのではないか?結局、この打球は森野本人が跳ね返ったボールを追いかける事で処理(この場面でようやく森野の隣に李炳圭が中継画面に映った)。この場面、うまくバックアップすれば無死2・3塁という場面だったのでは?
李炳圭の動きが画面に映っていないので何とも言えない場面ではあるのだが、バックアップが遅すぎるのは明白。かなりライト寄りに守っていて距離があったのなら仕方がないが、チンタラ走っていたのだとしたら…。ここら辺は能力云々ではなく気持ち・心の準備の問題でもあり、あまりにもドラゴンズの野球に似つかわしい。何か李炳圭についてはこんなことばかり書いているなぁ。こういうのが続くと神経質になってドンドン”粗探し”になっていくような…。

低調広島に問答無用の3タテへ
谷間の久本がそれなりに踏ん張り、久々の連勝となったドラゴンズ。明日の先発は朝倉か佐藤充か。どちらにしろ広島打線の低調さが目立つだけに、これを目覚めさせる事なく長いイニングを好投して欲しい。広島打線は打開策らしいものが見えず、ドツボにハマっている。スランプな打者にも、エンドランなどで何かしら背中を押してあげても良い気はするのですが…。ドラゴンズにはしっかり3タテを期待。

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D4-3C
【広島】 黒田 林 永川 梅津 河内 ●横山(0勝1敗)
【中日】 山本昌 岩瀬 石井 岡本 ○浅尾(1勝0敗)
[本塁打] 栗原4号(広) 栗原5号(広)
中日 vs 広島 第3回戦 (中日 2勝 1敗 0分)/観客数:27228人 /試合時間:4時間25分

英智、サヨナラ犠牲フライ、もぎ取った1勝
1点リードで迎えた9回表。久しぶりの登板となった岩瀬被弾で延長戦へ。9回・10回とサヨナラのチャンスを逃した事で「悪い流れ」を感じていたが、12回裏に見事サヨナラ勝ち。無死から出塁し、ガッツポーズを見せた中村紀、キッチリ送った井端、半ば敬遠ではあったが四球で繋いだ谷繁、そして犠牲フライ(+広島ライト天谷の失策)という大仕事をやってのけた英智。土壇場12回裏のこの”1点をもぎとる野球”こそが、本来のドラゴンズの戦い方ではなかっただろうか。動画-【延長12回】英智 サヨナラ犠飛:ドラゴンズが気になる。

山本昌、193勝目を逃すも8回2失点の好投
今日もマスクは小田。序盤はほとんどの打者にストライク先行。1球目からスクリューを多投したり、球種の多彩な山本昌をして同じ球種を続ける事で逆に”的を絞らせない”リードを見せたり(4回表、栗原に同点アーチを打たれた直後の新井に対して全球ストレート→三振に打ち取った場面は圧巻だった)と、狙い球を絞らせない秀逸なリードだった。同点打を打たれた栗原には初球スライダーが甘く入った(栗原本人はストレートと認識)。栗原は昨年から山本昌を得意としており、昌には若干苦手意識があるでしょうか。
好投しながらも勝ち星がつかなかったのは残念ですが、この投球を続けていけば勝ち星は自然と増えていくでしょう。ローテに余裕があれば昌を優先的にナゴドに当ててあげたいところではあるのですが。。。

カープ強行策?策無し?広島のマズイ攻め
序盤は調子の良かった感のある山本昌だが、中盤以降は先頭ランナーを出塁させまくっている(4・5・6・7・8回と5イニング連続)。4回は続く栗原の2ランで同点としたが、5~8回はいずれも次打者がランナーを進められず。進塁打もなければ犠打も8回に試みた1回だけ(しかも梵はバント失敗)。ドラゴンズはこの辺の拙攻に助けられた感もある。特にレフト森野・センター李炳圭の肩の強さ、スローイングの正確性を考えれば、2塁にランナーを進めさえすればワンヒットで還ってこられる可能性もあったはず。逆に言えばこの辺はドラゴンズ07年外野陣の弱点でもあり、広島の作戦・スカウティングにはやや疑問。1死2塁の場面をいくつも作るチャンスがありながら、凡打を繰り返した広島打線。犠打だけが全てではないが、今日に限っては強行策が裏目に出た。

早すぎた代打立浪
先日の阪神戦では5回という早い回で代打登場し、見事大逆転へ繋がるタイムリーを放った立浪。この日は8回裏一死ランナー無しで登場。リードしている場面で、かつランナー無しでの起用にやや”舞台が整ってないなぁ”と思ったり、”新井や森岡をここで使ったらいいのに”と思ったり。しかしながら”岩瀬が同点にされる”なんて全く考えていなかった為、「まぁそれでも良いファンサービスになるな」程度な感じで見てました(苦笑)。で、追いつかれた場合の”切り札不在”は痛かったワケで…。この采配には落合監督も「ベンチのミスだ。立浪は残しておくべきだった。(公式より)」と。

浅尾、12回表を三者三振でプロ初勝利
プレッシャーを感じないはずがない12回表。怖かったのは四球。しかし結果は三者三振で見事な投球。カウントをとるスライダー、勝負球となるパーム(1球速報などではこちらもスライダーと表記)、万能なストレート、制球はアバウトながらも全てが”キレて”いた印象。特にパームは落差もあり、使える変化球になってきたか。このパーム、以前は若干スライドしているように見えたため、”帆足に近いかなぁ?”と思ったんですが、ここのところ見ていると結構ランダムな変化をしているように見えます。むしろオリックスの加藤(大輔)のパーム(ナックルカーブ)に近いのかな、と。抜けやすいフォークは最近あまり投げていないようですが、この辺の変化球を”プロレベル”に底上げし、安定して放れるようになればあのストレートを持つ浅尾の事、かなりやれるんではないかと。ただ、専門家をして「負担のかかるフォーム」と言われる浅尾だけに、連投による故障だけは気をつけて頂きたい。動画-浅尾プロ初勝利:ドラゴンズが気になる。

ウッズ敬遠で燃えた李炳圭
今日は5番に戻り、一時は勝利打点となる値千金の勝ち越しタイムリー二塁打を放った李炳圭。黒田の真ん中シュートを左翼線へ。インコース攻めと外の落ちるボールというコンビネーションに苦しんでいる印象は拭えないが、良い当たりは少ないものの甘い球はキッチリヒットゾーンに落としている。昔、アロンゾ・パウエルが”当たり損ねの詰まった当たりはほとんどがライト前に落ちる”という形でヒットを量産していたが、ちょっとその事を思い出した(笑)。案外、”数字上のスランプ”に入りづらい選手なのかも?

1番森野、7番井端
井端は開幕前から右足と、先日の死球によってさらに肘にケガ持ち。この打順について、解説陣の予想では「故障の影響では?」という事ですが…。本当に満身創痍であるとしたら、それでも2安打を放ち、ファインプレーを見せた井端は鉄人的。出場しながら治療していく方針ならば、打つほうでも守るほうでも代わりの効かない位置だけに、悪化だけには気をつけて欲しい。

荒木
失策1、併殺崩れとなる送球ミス1。送球が不安定になってくると、それに伴って捕球のミスも頻発してくる荒木は今年も健在…。生真面目な性格故の連鎖反応なのだろうか。元々イップス持ちな事もあり、ドツボにハマると、彼お得意の”安打の固め打ち”のように”失策固め打ち”モードに入る為やや不安。

石井
昇格即登板。荒木の失策で無死からランナーを許すと、倉の犠打で一死後に松本に四球。森笠の打ち損じが併殺打となり、何とか凌いだが全体的にストレートが高めに浮く内容。スライダーは1球抜けただけで多くが低めに集まっていたのは良かったが、コチラもボール球が多くカウントを稼ぐような制球力は見られなかった。

新井
11回裏、代打で登場。横山のファーストストライク、外のスライダーをファールした後、高めのストレートをレフトフライ。良い角度で上がったが、ボールの下を叩いたか打球は伸びず。高めの見逃せばボール球だったか。毎回、ファーストストライクを積極的に打っていく姿勢は好印象。指導者がよく「振りまくるのと振りぬくのは違う」といいますが、新井は”振りぬけている”のではないでしょうか?凡打ながらも今後も期待の持てる打席だった。

明日の先発は佐藤充?
佐藤充は今日はベンチ入りせず。明日の先発はほぼ確定か?可能性があるとすれば、延長12回という総動員の試合展開で登板のなかった久本やグラセスキ辺りに若干の可能性?ベンチで頻繁に顔を見かけた久本はちょっと怪しいな(笑)。あの展開なら後半はずっとブルペンに入っていてもおかしくない筈。久本、2003年以来の先発登板はあるでしょうか?

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プロ野球の公示(24日):共同
【出場選手登録】
 ▽中日 久本祐一投手、佐藤充投手、石井裕也投手

正式に3投手が昇格。取り急ぎにて、雑記は下のエントリーで。今日、向こうが黒田だから(200勝のアシストという意味でも)昌を明日にまわすなんて事、ないですよねぇ…。

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小林・金剛・川上の抹消で空いた三つの枠。昨日から佐藤充・久本・石井・デニーが一軍の練習に合流した模様。この中から3人を選ぶ形となりそう。小笠原は本日ウェスタンでの先発が確実視されており、昇格はなさそう。

25日の先発は佐藤充が濃厚か
ウェスタンでは3試合登板、22回2/3で防御率は1.59。春先の教育リーグでは不安定さを見せていたが、ウェスタン公式が始まる頃から調子を上げてきたとの事。昨年の交流戦で彗星のごとく現れ、連勝を重ねながらも終盤は失速。落合監督をして「以前のひたむきさがない」とメンタル面を酷評された佐藤充。貢献度はトップレベルながらリーグ優勝の胴上げにもビールかけにも参加できなかった。その時の悔しさは忘れられないはず。ローテ崩壊の今、「穴を埋める」のではなく、今後もローテを守る活躍を期待。

久本・石井にも先発の可能性?
中スポでは、佐藤充に加え久本・石井の先発登板の可能性も示唆。

久本の先発実現となれば2003年以来2度目?【追記:3度目でした】
ちょっと記憶が曖昧なんですが…。実現すれば久本は2度目の先発ですかね。プロ初先発は覚えているんですが(2003年7月23日東京ドーム-2回2/3 被安打4 被本塁打1 与四死球1 奪三振3 失点1)、その後先発の機会があったかどうかが記憶になく…。中スポのバックナンバーが読めなくなってしまったので確認作業が難航・・・。追記:久本の先発は過去に2度あったようです。

石井はウェスタンでは最長1イニング
ウェスタン公式では1イニング登板が最長。教育リーグでも2イニング登板が最長で、石井の先発は最も可能性が低そう。

その他
川上は大事には至らなかった様子。9連戦に滑り込みか。

ええっと…。ボーグルソンは矢野のファストボールの要求に何度もクビを振ってカーブを多投してませんでしたっけ???首を振ってストライクの入らない変化球を投げ続けるもんだから「矢野も大変だな…」と思った記憶なんですが。

こちらは昨日の話題。小田と清水将は本当に良い働きをしてくれています。リード面も冴えているかと。先発との相性や、捕手に代打を送れるなど、戦術面でのメリットは多々ありますが、この二人が谷繁を押しのけて”絶対的な正捕手”を奪取できるかどうかはまた別問題のような…。特別、谷繁のリードが「不調」だとは思いませんが(良くも悪くも毎年こんな感じでしょう?)。マサウミは結果を出す事で崖っぷちによる「焦り」が「気迫」へと浄化されてきたでしょうか。気合の入った良いプレーが目立ちますね。

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プロ野球の公示(23日):共同
【出場選手登録抹消】
 ▽中日 金剛弘樹投手、小林正人投手

意外だった小林の2軍行き
これまで12試合登板、6回と2/3イニングで自責点2、失点は4。個人的にはまずまずの投球をしてきていたと思っていたので、この抹消は驚き。シビアに見れば、最近は対左のワンポイントで結果を出せていない場面も確かにあったが…。
下で好調な久本をこの位置に入れ、もともと「高橋聡・グラセスキ・小林」の三人から誰かを落とすつもりだったのなら、昨日のガイエルへの小林の四球は、首脳陣にとって大きなマイナス査定要素となったか。

金剛は昇格3試合登板も結果出せず
試合展開も手伝って、3試合登板とチャンスは多く与えられた方でしょうが、残念ながら結果を出せず。しかし3試合目の登板の投球内容は、今後を期待できるものではあった。再昇格を目指し奮起して欲しいが、ここで腐ったら来年の春は無い可能性も高い。

先発一人、中継ぎ一人の昇格?
明日からのローテを「山本昌・佐藤充・朝倉」とするのなら昇格は先発枠で佐藤充と左リリーフに絶好調久本となりそう。メンタル面の弱さからか、上と下で投球内容がガラリと変わってしまう久本だけに、その絶好調を一軍でも発揮できるかどうかが鍵か。また、吉見の昇格によって急遽ウェスタン先発枠に回った久本がスターターに適正を見せ始めているのも見逃せない。球種が豊富でスタミナもあり、球数を多く放れる久本。以前に久本自身も「先発は修正しながら投げられるからやり易い」と語っており、先発に回したら化けるのではないか?という可能性も(個人的には小笠原よりひとつ前のステップで久本の先発を試して欲しいと思うのですが…)。が、下でも最長5イニングで降板している事から現実的にはロングリリーフの効く左腕要員としての昇格が濃厚。佐藤充には当然、ここからのローテ入りを期待。

野手一人昇格の可能性は?
現在の野手陣の懸念材料としては「外野の層の薄さ」が気になる。外野登録選手は「福留・李炳圭・英智」の三人しか居ない。ここに森野を加えて四人。しかし森野はレフト限定であるし、アクシデントや総力戦を想定するとやや駒の少なさが気になる。
新井が外野守備の練習をし始めたようだが、実戦で使えるレベルにはまだまだ時間がかかるであろうし、ここにきて李炳圭の守備力にもクエスチョンマークがついてきた。川上の離脱により、投手最優先の編成が考えられ可能性はほぼゼロに近いだろうが、外野守備ならどこでも守れ、肩・足にも自信を持つ藤井などが昇格する可能性も0コンマ1%くらいはあるかも?(いや、どう考えてもそれはないか・笑)

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S10-6D
【中日】 ●中田(3勝1敗) 小林 金剛 高橋
【ヤクルト】 増渕 ○遠藤(1勝0敗) 木田 館山 高津
[本塁打] ガイエル1号(ヤ) ラミレス3号(ヤ) 福留5号(中) 森岡1号(中)
ヤクルト vs 中日 第6回戦 (ヤクルト 2勝 4敗 0分)/観客数:14018人 /試合時間:3時間28分

夜露に滲んだエースナンバー
先発は3連勝中の新エース中田。この3連勝中も制球・キレ・球速の三要素全てがバラバラで不安定。これまでの良い時の中田(特に一昨年)に比べれば、何もかもが下回っている状態。しかし、この”最悪の状態”で3連勝、失点はわずか1。調子が悪くても何とか最小失点で抑え、ゲームを作る事は簡単ではないし、だからこそ今季の中田には新エースの称号が与えられる可能性があった。
この日の中田もバラバラ感は健在。ストライクとボールがはっきりしていたり、高めに浮いたり抜けてしまったり…。しかし荒れながらも時折、キレの良いストレート…。

「今日も何とかなってしまうのか。何とか抑えきるのか…。」

で、そんなに甘くは無かった。6回、昨日のお株を奪われるかのような連打、連打…。打ち取った打球ながらも野手の間に落ちる不運な当たりが続いたというのも確かにあったが、それが全くの「言い訳」にしかならないような投球内容であったのも事実。5回2/3で122球という球数の多さもそれを物語る…。打たれたボールもスライダー、カーブ、フォーク、ストレートとまんべんなく打たれ、特定の球種を狙い打たれたワケでもない。
首脳陣が早い回で降板させなかった理由をどう考えるか。これまで3回、悪いながら結果を残してきたから?昨日リリーフをたくさんつぎ込んだから?今後の中田に対する期待感の表れ?
川上の居ない今、朝倉と中田は”やってもらわねば困る”存在。朝倉以上に修正点は多いだろうが、このような結果が出た事でこれまでのピッチングを見直す良い機会ではあるのかも。

打のポテンシャルを未だ予測できない李炳圭、強肩は看板倒れ?
初回、3点を奪ってさらに1死1・2塁のチャンスで併殺打。外真ん中に浮いたシンカーをひっかけたセカンドゴロ。2打席目も外に抜けたスライダーを引っ張りファーストゴロ。3打席目、外低めのボール球の変化球(シンカーか?)を引っ掛けて一ゴロ。4打席目は外角低めボールゾーンのフォークを当ててピッチャーゴロ…。昨日は4安打を放ち「対応力・適応力」の高さを垣間見せたかと思ったが、これでまたわからなくなった印象(苦笑)。ここまで外のボールは逆らわずに流す形で安打を量産してきた李炳圭だけに、今日の外のボールに対する右方向の4タコは嫌な感じ。インコース攻めに対する攻略のみに意識がいってしまっているのなら、それこそ相手バッテリーの術中にハマる事になる。。。。
一方の守備面。オープン戦の頃から「強肩・堅守」との触れ込みに疑問符がついていた李炳圭だが、この試合での返球を見る限り、「強肩」とは程遠い印象。かつ正確なコントロールがあるわけでもなさそう。バックホームに限らず、カットマンへの返球でもしっかり相手の胸の高さに送球できている場面をあまり見ない。この三連戦、神宮の強風が李炳圭の守備力を露呈させてしまった感もあるが、果たして首脳陣はこれをどう見るか(試合終盤、可能ならば英智を中堅に配し李炳圭を左翼へ回すだけでもかなり違うとは思うのですが…)。
堅実性の無い守備、中継プレーでの綻び、抑止力の低い肩。この三連戦、らしくない戦いで負け越しを喫した苦味の”隠し味”は彼にあった気がしないでもない…。

小林
6回2死一・三塁、打者ガイエルの場面で登板もカウント2-0から選ばれ四球。カウント2-0からの2球は外のボール球になるスライダー。ここまでは教科書通りのピッチングだったが、次のインコースへのシュートが良いところに決まらなかった。もう一皮剥けるには、左打者へのインコースへの制球力が欲しい。

金剛
小林四球の後を受けて2死満塁から登板。福川にレフト左へ落とされ2点タイムリーを打たれてしまったが、続く武内をフォークで空振り三振。続く7回も田中浩に対し外角低めのストレートで空振り三振。田中は追い込まれたことでポイントを近めに持っていた印象。彼の頭にフォークをインプットさせた上で、しかしフォークを一球も投げずに三振を奪った。その後の度会、飯原も落ち着いて打ち取り、ウェスタンでの連続無失点がフロックでは無いところを見せた。しかし、半ば敗戦処理での登板だった事もあり、この日の投球内容がそのまま首脳陣の評価に繋がる事は厳しいか。

森岡
ファーストストライクを空振りした後、2球目の内角へ甘く入ったチェンジアップ(森岡談はフォーク)をおよがされながらも振りぬき、風にも乗った打球はレフトスタンドへ。プロ初HR。結果が出なければすぐに入れ替わりとなる立ち位置で、初球の空振りでも硬くならなかったこの積極性は好印象。動画-首位陥落:ドラゴンズが気になる

来週はナゴヤで広島三連戦
来週は2試合連続サヨナラ負け、未だカード勝ち越しのない広島とナゴヤで三連戦。ローテ通りこれば相手は黒田・青木・長谷川。一方のドラゴンズは山本昌、佐藤充、小笠原(久本?)といったところか。2,3戦目が昇格組みの登板となりそうな事から初戦は確実に獲りたい。黒田相手に大量点は考えにくい為、前回完封の「昌-ODA」のバッテリーに期待したい。

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