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JJ DRAGONS  -中日ドラゴンズ応援系ブログ-
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T3-2D
【投手】
(中)中田、小林、中里、平井-谷繁
(神)アッチソン、久保田、藤川-矢野
【責任投手】
(勝)アッチソン2試合2勝
(S)藤川6試合6S
(敗)中田2試合1勝1敗

結果を見れば惜しい試合。内容を見れば、まぁこの内容で勝つのはムシが良すぎたでしょうか。

凄まじい制球難披露…先発中田

別に今に始まった事じゃないので何にも驚くとこではないのですが(苦)、先発中田が6回1/3で球数143、7四球。キャンプから取り組んできた課題の”制球”は今日も底辺横ばい。変化球がことごとく高めに抜け、投球に組み立てが皆無でした。「暴れ馬」と評される荒れ球ストレートも今日はゾーンへなかなか行かず。それでも自滅しそうで自滅しないいつもの中田でしたが、最後は結局7回に桧山・新井に捉えられてKO。あれだけバラバラで3失点というのが奇跡と言うほど、内容は悲惨なものでした。

現時点での中田というのは本当に”惜しい投手”というか、カウントをとれる変化球ひとつと、時折素晴らしいキレを見せるフォークに安定感があれば、もっともっと楽なピッチングができそうなんですがねぇ。今はカウントを取るのも直球なら決め球も直球、しかもノーコンでどこに行くのかわからない。この内容でもそれなりに”力だけ”で抑え込んでしまうのも驚異的ではあるんですが(笑)。まぁ今のままでもそれなりには投げられるのでしょうが、もうひとつ上を目指す為には…やっぱり改善が欲しい。今日は特に悪かった。
継投采配の面で、失点は時間の問題だった中田を引っ張りすぎた?という見方もありますが、自分は交代の空気は微塵も感じませんでした。まぁそこは今シーズンの中田に対する期待度も含め、自分で乗り切れ!って事なのでしょう。「ここで代えたら何も残らない」という監督や森繁の声が聞こえてきそうです(笑)。まぁこれまでもそういう采配をしてきたチームですし、言い方を変えればブレがない采配なんじゃないですかね。フレキシブルにいけよっていう声もわかりますけどね。しかしながら、そうと言って”ここで担ぎ出して打たれたらしょうがない”というリリーフがいるわけでもないですし。


落ち着いた投球で好リリーフ小林

前回登板では3連発の後をしっかり押さえた小林。今日も逆転された後の嫌な雰囲気に加え、金本の2000本安打のかかった決して精神的に楽ではない場面。ここを抑えて見せました。厳しい状況の中、ワンポイントの左キラーとして結果を残した投球は高評価。涼しい顔して投げてましたし、自分の仕事をキッチリこなしました。小林の後にマウンドに上がった中里も前回より良かったかな?前回登板で崩れた平井も今日は3凡に抑えました。小林や中里が僅差の勝ちゲームで送り出せるようになれるともう少し継投に幅が出るのでしょうが。

打線は阪神先発アッチソンの前に1点のみ。雰囲気としては打線は全体的に沈黙。アッチソンはカット系のボールが良いですね。右打者のアウトコースの制球が良かった。中田がアレなだけに、余計に目立ちました(笑)。左が二枚という打線ですが、こういう投手が出てくると右の多さが気になったり。活路を見出すなら左かな?という感じだったので。まぁこの辺は仕方無いか。

9回は藤川から1点を奪う粘り。相手は1点差、1死2・3塁からノリを歩かせて満塁策。正直「満塁策は裏目に出るんじゃ?」なんて期待したのですが、甘くなかったですね。森野に変化球連投で三球三振(全て空振り)。「四球が出せないから直球でストライクに放ってくる」とよんだのでしょうが、完全に裏をかかれました。逆転のチャンスがああっただけに残念。その他、開幕から懸念されてきた”外野守備の綻び”も目立った試合でしたが、まぁこの辺も仕方ないか。開幕前から監督も「頭越えたら全部ホームラン」って言ってましたし(苦笑)。守備範囲にしろカットプレーにしろ、色々と気になる点はあるのですが、あの陣容だから高望みはできないですね。しいて言うなら”バットで活躍して守備固めを送り出せる展開を”ということなのでしょう。
立浪になかなかヒットが出ません。オープン戦は振れてるなーと思ったんですが。。。早く一本欲しい。アライバもなかなか機能しないな…。

金本の祭りは継続中。明日以降に持ち越し。


◆監督談話

「(中田は)投げていけば良くなるんじゃないか。去年とは暴れ方が違う。丁寧にいきすぎだ。」
共同スポニチ



080408阪神×中日 9回表その3~ゲームセット


080408阪神×中日 9回表その2


080408阪神×中日 9回表その1


080408阪神×中日 7回裏その4


080408阪神×中日 7回裏その3


080408阪神×中日 7回裏その2


080408阪神×中日 7回裏その1


080408阪神×中日 5回表その2


080408阪神×中日 5回表その1


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「[PR]」「4月8日(火) 阪神 vs 中日 ~甲子園~」への最新コメント
Re:4月8日(火) 阪神 vs 中日 ~甲子園~
はじめまして。失礼いたします。
初めてブログを拝見しました。TV解説者の発言やスポーツ紙からコピペしたようなものとは異なる記事内容に、爽やかな好感を持ちましたので、コメントさせて頂きます。

>>中田について、今日の交代のタイミングについて
全く同感です。あの局面での采配も、非難される質のものとは思いません。

>>9回表、森野の打席
あの場面、初球から振った割には、実は狙い球&集中力が中途半端だったと感じます。
まず初球の狙い球。管理人様なら何を待ちますか(笑)? 私が森野と同等なら(笑)やはり剛速球。但しベルトより上の高さのストレートだけを振ると決め、それより低ければ球種は何であれアッサリ見送ります。
Tバッテリーは森野の、インハイ剛速球をさばく力を痛いほど知ってますよね(昨年CS久保田被弾など)→矢野>直球で不用意に初球ストライクを取りに行けない。球速を落として丁寧に低めストライクゾーンをつくのも度胸がいる。ではフォークでストライクゾーンに? んなアホな、危険。こんな読みはプロの森野自身も読むはず。ん~森野はどっちを待つのか...選択肢は、
①(ワンバウンドしてもいいから)ストライクゾーンからボールになるフォーク で様子見。
②胸元にボールの剛速球
③空振り狙いの思いっ切り剛速球
藤川が最もコントロール出来そうで、しかも低リスクなのが、①ですよね。
だから森野としては、自分の得意な高めのストレートのみを待てば良いのです。それ以外は「フォークなんか狙ってませんよ~」って悠然と見送り、カウント0&1。次も同じ待ち。優位に進められる。(もしストライクゾーンにフォークが来たら、藤川の度胸勝ち(笑)。ま いくら藤川のフォークも速いと言っても、森野ならバットに当てると思います。)
実際の結果は見ての通り、初球低めの難しいフォークを空振り。2球目も...。裏をとるといっても、あまり高度な駆け引きには至りませんでした。
それに比べ、同じ回、矢野と紙一重の駆け引きをするタイロンの読み・集中力には感心しました。両方の球種を想定した際どいコースの読みが、フルカウントまで粘り、最後バットを止まらせた。いい勝負でしたよね。

9回の藤川・矢野vs森野とは対照的なシーンが、7回ウラ、中田・谷繁vs赤星 と言えるのではないでしょうか。空振りorゲッツー狙いの谷繁、裏をかいて勝負球にストライクゾーンからボールへの変化球を投げさせましたが、中田の微妙なコントロールはともかく、あの局面の赤星は実に落ち着いていて、狙い球も明確だったと感じます(若い打気な打者なら振っていたかもしれませんよね)。コースを見切られた中田、桧山を迎えた時点で既に、心理的には相当追い込まれたはずです。

野球の勝負も、本当に紙一重ですよね。

長々と失礼しました。管理人様の文面に、つい触発されまして(苦笑)
シャオロン123 2008/04/09(Wed)02:50:33
Re:4月8日(火) 阪神 vs 中日 ~甲子園~
再度、失礼いたします。間違いがありました。
7回ウラ、赤星に対しての谷繁の狙いは「空振り」狙いでした。ランナー2塁でしたもんね(苦笑)進塁打を打たれたくない ですね。たぶん ですけど。
失礼いたしました。
では。
シャオロン 2008/04/09(Wed)03:04:05
Re:4月8日(火) 阪神 vs 中日 ~甲子園~
シャオロン123 さん、はじめまして!コメントありがとうございます。

>爽やかな好感
ありがとうざいます。爽やか(笑)。どの辺が爽やかなんでしょうか(笑)。

>まず初球の狙い球。管理人様なら何を待ちますか(笑)?
同じく、高めの速球を待つと思いますね。1死満塁で相手が前進守備。一番避けたいのは内野ゴロ(併殺)ですので、高めを強く振りぬく事だけ考えて、それ以外の球が来たら見送りでしょう。初球、低めならば仮に直球が来たとしても見送りですね。最低限外野フライが欲しいところですし、無論相手バッテリーもそれを分かって阻止する配球を試みてくるのでしょうが、それ以上に藤川の昨日の状態・持ち球を考えれば、高めのみに意識を持っておくのがベターと感じます。仰られる考えとほとんど同じですね。

>狙い球&集中力が中途半端だった
森野自身も満塁策を取られ、ややムキになっていた部分もあったかもしれませんね。昨年、タイロンの後ろを経験したとはいえ、あの状況での満塁策ですからねぇ。冷静な判断力を失っていた部分はあったかもしれませんね。

>矢野と紙一重の駆け引きをするタイロンの読み・集中力には感心
同感です。2-0から選んだというのは、駆け引きで優位に立てた結果なのでしょう。調子の良いときのタイロンは”痛打されるよりは四球≒最後はボールゾーンで勝負”という相手の考えをしっかり汲み取れていますものね。不調になると我慢がきかなくなってきたりしますが(苦)。

>7回ウラ、中田・谷繁vs赤星
谷繁も中田の暴れっぷりに四苦八苦だった部分もありますが(苦笑)。確かに経験の少ない打者であれば”直球一本”で絞って振った可能性は高いですよね。赤星はポイントを近めに置いてしっかり見極めていた感がありました。

>長々と失礼しました。
いえいえ、大変読みごたえのあるコメントでした。こちらこそ、わざわざ長い文章をお書き頂いて恐縮です。

ぜひ、またお越し頂下さい!
JJ 2008/04/09(Wed)21:19:33
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